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発達特性のある子どものサッカー観戦支援 - チェーンブランケットの実証実験をエディオンピースウィング広島スタジアムで実施

発達特性のある子どものサッカー観戦支援 - チェーンブランケットの実証実験をエディオンピースウィング広島スタジアムで実施

@Press

2025.09.04

北欧の寝具・健康機器の輸入代理店であるラーゴム・ジャパン株式会社(本社:東京都北区 代表取締役:藤井理夫 以下、 ラーゴム・ジャパン)は、エディオンピースウィング広島スタジアム(以下、Eピース)で感覚過敏や多動などの発達特性のある子ども達がサッカー観戦をするためのセンサリールームをサンフレッチェ広島から委託を受けて運営する日本発達支援サッカー協会(本部:広島県広島市 代表理事:杉岡英明 以下、JDSFA)からの要望を受けて、精神・発達障害があり不眠や多動に悩む人のための福祉用寝具「チェーンブランケット」を貸与し、Eピースで行われるサンフレッチェ広島のホームゲームで子ども達が落ち着いてサッカー観戦をする環境づくりに役立つかJDSFAの実証に協力をしました。
 JDSFAは、協会の関係者が接点のある小学校や放課後等デイサービス、通信制高校などに呼び掛け、子ども達をモニターとしてセンサリールームでの試合観戦に招待しています。今回の実証では、Jリーグの試合観戦が目的ということもあり、観戦する子ども達は刺激の多い環境で自分の気持ちと体をコントロールする必要があります。チェーンブランケットは感覚的な不安が大きくなるほど重たいものを使用する傾向があるため、キッズサイズの中でも最も重たい5kgのタイプを選択しました。シングルサイズではなくキッズサイズを選択したのは、夏場ということもあり着脱のしやすさと取り扱いの容易さを考慮しました。



※好評を受けて9/12の京都サンガ戦でも延長利用される予定です。



チェーンブランケットにくるまって試合観戦をする子ども達


JDSFAの杉岡英明代表理事へのインタビュー


実証のきっかけと目的


Eピースのセンサリールームを視察に来られた大学の作業療法の先生からチェーンブランケットというものがあると紹介を受けたのがきっかけです。聴覚の過敏がある子だけではなく、多動があってじっとしていられない、待っていられない子ども達のためのセンサリールームですが、部屋の中で歩き回ったりしていることもあるので、チェーンブランケットを活用することでさらに落ち着いた時間が過ごせればという期待がありました。


チェーンブランケットを使用した子どもの様子や反応


子ども達が6~7名いる中でチェーンブランケットが1つしかない状況だったので、少し落ち着き無さそうな様子のお子さんに試してみるように促してみました。重たいという反応のお子さんもいましたが、毎回必ずドはまりする子がいました。ヨギボーの上で寝転がっている子がいて、チェーンブランケットを掛けてあげるとじっと観戦している子もいました。中には完全に熟睡してしまった子もいました。本来は試合に集中してもらいたかったのですが。チェーンブランケットは見た目が地味なので、取り合いになることはなかったです。実際に被ってみると気持ちがいいと感じる子が使っていたのではないでしょうか。最終的には2~3枚あるとバランスがいいのではないかと感じています。保護者からは「これすごい!ハグされたような感じがする」という肯定的な反応がありました。



左)JDSFAの杉岡英明代表理事 右)ラーゴム・ジャパンの藤井理夫代表取締役


今後の可能性


センサリールームの運営費を地元の企業から協賛を頂いて集めていきたいと考えています。その運営費からチェーンブランケットの導入も進めていけたらいいなと考えています。また、課題として、感覚に過敏があったり、多動があったりする子どものためのツールがあるということが知られていないと思います。センサリールームがきっかけとなって、子どもや保護者など関係者がツールを知る機会も作っていけたらと思います。またEピースのセンサリールームは、今年の6月にスポーツ庁と経済産業省が出したスタジアム・アリーナ改革ガイドブック第3版に掲載されたので、今後のスタジアムの参考として広がっていって欲しいと思います。特にセンサリールームだけが有名になるのではなくて、ここに来る子ども達のことを知ってもらいたいと思います。Eピースのセンサリールームは、訪れた人がここまで配慮があるんだと驚かれるように今後も進化、発展させていきたいと思います。


チェーンブランケットについて



チェーンブランケットには特殊な塗装加工がされたチェーンが内蔵されています。


多動・衝動性と睡眠のために


チェーンブランケットは精神・発達障害があって多動・衝動性と睡眠で悩んでいる人のためにスウェーデンで開発されました。内蔵されたチェーンが体に沿ってボディイメージを手助けすることで安心感がある独特の使用感が生まれています。洗濯機で丸洗いも可能なためお手入れも簡単です。チェーンブランケットが登場する前から欧米を中心として自閉スペクトラム症があって落ち着くことが難しい方のために重いブランケット(ウェイトブランケット)が使われてきました。しかし、重みが偏ったり、洗濯機で洗えなかったり課題がありました。チェーンブランケットはそれらの課題をクリアしています。


会社概要


ラーゴム・ジャパン株式会社


所在地:東京都北区志茂2-16-3
代表者:藤井理夫
設立:2016年11月
事業内容:寝具・福祉用具・ストレッチ器具・家具の輸入販売
ホームページ:https://lagom-japan.co.jp/


SNS情報


X(Twitter): https://x.com/lagom_japan
Instagram: https://www.instagram.com/lagom_japan/
Facebook: https://www.facebook.com/lagom.japan/




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