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わらび座ファンタスティックミュージカル第2弾「新解釈・人魚姫伝説」あきた芸術村で12月6日より5ヶ月間の公演が決定!

わらび座ファンタスティックミュージカル第2弾「新解釈・人魚姫伝説」あきた芸術村で12月6日より5ヶ月間の公演が決定!

@Press

2025.09.26
民俗伝統をべースに多彩な表現に挑むわらび座(秋田県仙北市)は、新たにミュージカル「新解釈・人魚姫伝説」を制作し、同市のあきた芸術村小劇場にて2025年12月6日~翌5月6日まで上演いたします。チケットは2025年10月1日オンセール。
なぜ人魚の絵が中世の秋田で描かれたのか?日本の伝説と西洋の人魚姫伝説をクロスし、人魚と人間の許されない恋を描く最新作です。


遠田志帆さん(秋田県出身)によるキービジュアル

〈秋田と人魚〉
日本最古の人魚の絵とされる“人魚木簡”は、1999年に秋田県南秋田郡井川町にある洲崎遺跡より出土しました。約740年前(鎌倉時代)に描かれた人魚の姿は、全身ウロコの人面魚身で2本の手と2本の足があります。「かわいそうだが、殺してしまえ」と解釈できる文字が描かれ、戦乱の多かった中世では人魚出現を災いの前兆ととらえていたとされています。


人魚木簡と実測図

(参考)洲崎遺跡出土人魚木簡|美の国あきたネット
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/1513


〈大胆な“新解釈”第2弾〉
わらび座は2023年度のあきた芸術村小劇場公演にて、秋田・青森に伝わる三湖伝説をモチーフにしたファンタスティックミュージカル「新解釈・三湖伝説」を制作・上演し、ファミリー層を中心にご好評をいただきました。知られていない伝説に秘められた謎を大胆な新解釈で読み解き、ドキドキワクワクを体感したあとには伝説由来の地をたずねたり、謎を調べたり、観劇をきっかけに新たな楽しみや語らいが生まれる機会にしたいと考えています。どうぞご期待ください。


〈企画協力:髙橋大輔〉
作品化にあたって、日本における人魚伝説の調査をされている秋田県出身の探検家・髙橋大輔氏に企画協力をいただいています。

[髙橋大輔 プロフィール]
秋田市出身。探検家、作家。「物語を旅する」をテーマに、世界各地の神話や伝説を検証し、文献と現場への旅を重ねている。2005年、米国のナショナルジオグラフィック協会から支援を受けたロビンソン・クルーソー島国際探検隊でエクスペディション・リーダー(探検隊長)を務め、ロビンソン・クルーソーのモデルであったアレクサンダー・セルカークの住居跡を発見。著作多数。2025年『日本の人魚伝説』(草思社)を出版。


〈ものがたり〉
海の王女・人魚姫のほのかは15歳となったその日、
憧れの海の上へ昇り、陸(ロク)の国の王子・清治と運命の出会いをする。
人間になりたい一心で、お目付け役のえにしの助けにより禁呪魔法の薬を飲むほのか。
それは、7日の間に永遠の愛を得なければ、泡となり消えてしまう薬だった。
人間の姿となったほのかは、1日、2日と清治と逢瀬を重ね、お互い惹かれあっていく。
大切な人に自分の正体を隠し続けていてよいのか、葛藤するほのか。
一方、清治もまた海(ウナ)の国の姫君・琴音との婚約という秘密を抱えていた。
秘密を伝えられないまま、お互いの想いを告白しあったその時、
ほのかの正体に気づいた琴音が、ほのかに襲い掛かる・・・!
しかしその時、もっと大きな危機が、2つの国に迫っていた。

※このものがたりはフィクションです。


登場人物

〈キャスト〉
ほのか(竜宮の姫君) :久保田美宥
清治(陸の国の嫡子) :鈴木裕樹
琴音(海の国の姫君) :川井田南
えにし(竜宮のお目付け役):白井晴菜


キャスト

〈スタッフ〉
脚本 :松井英弥
演出 :栗城宏
音楽 :渡部絢也
振付 :三森渚
美術 :高橋知佐
照明 :三重野美由紀
音響 :福地達朗
衣裳 :市橋幸恵
小道具 :平野忍
舞台監督 :仁しづか
演出助手 :飯野裕子
歌唱指導 :紫竹ゆうこ
音楽助手 :上平美咲
舞踊指導 :丸山有子
振付助手 :瀬川舞巴
作品協力 :横内謙介
企画協力 :髙橋大輔
宣伝イラスト:遠田志帆


〈制作発表記者会見より〉

制作発表の様子

以下は2025年9月24日に行われた制作発表記者会見でのコメントです。

・一般社団法人わらび座代表理事 今村晋介

わらび座代表理事 今村晋介
今回の企画は、秋田に日本最古の人魚の絵が残されているという驚愕の情報を探検家・作家の髙橋大輔さんの講演で知って、「面白い!」と思ったことがきっかけです。秋田県秋田郡井川町にある井戸から発見された木簡に描かれた絵は、もしかしたらこういう理由で描かれたのではないかと想像を膨らませ、新解釈でお届けするファンタスティックミュージカルを創ります。特徴としては、ファミリーで楽しめる秋田版リトルマーメイド。人魚と人間の許されない恋。恋すること、愛することの素晴らしさ。秋田の寒い冬に熱いラブストーリーをお届けし、憎しみよりも愛を伝えたいと思っています。

・演出 栗城宏(わらび座)

演出 栗城宏
絵本を読んでいて、あたたかい気持ちになっているうちに、いつの間にか人生の深い深淵な問いかけに気づくことがあります。今回の舞台はそのような舞台に仕立てたいと思っています。
脚本の松井英弥さんと私は7月にゆかりの地を取材に行きまして、秋田県立博物館で人魚木簡のレプリカを見ました。その人魚が描かれたのがほぼ鎌倉時代。武家政権が始まった直後の時代に秋田で何が起こったのか。木簡が見つかったすぐ近くが八郎潟で、昔は湖でした。もしかしたらそこに竜宮があったのかもしれない。そんなふうに壮大にイメージを膨らませ、人魚がどういう暮らしをしてたのか、いろいろ考えるとわけがわからなくなってくるんですが、それを逆にプラスに作用するようなエピソードを松井さんにどんどん盛り込んでもらい、脚本を仕立ててもらいました。
松井さんの脚本はシェイクスピアのように愛を語るシーンがあったり、ラブコメのようなシーンもいっぱいあります。まるでロミオとジュリエットのように運命の歯車がどんどん狂っていきます。お客様が、「どうなるんだろう?」と本気で主人公を応援し、いつの間にかそれが取りも直さず人間の運命を占うような、地球の未来を託していくような、そんな舞台にしたいと思っています。

[栗城宏 プロフィール]
福島県喜多方市出身。脚本・演出家。わらび劇場芸術監督。長年、劇団内外の様々なミュージカル等の脚本や演出、構成で活躍。秋田県芸術選奨受賞。わらび座「新解釈」シリーズ第1作「三湖伝説」で演出を担当。

・主演 久保田美宥(わらび座)

主演 久保田美宥
初めて人魚木簡を見た時、「私は妖怪を演じるのかな?」とちょっと思ったんですけど(笑い)、台本を読んでいくと、とっても可愛らしい少女が描かれていて、私自身、人魚姫という役を演じるのは初めてなので、とってもドキドキワクワクしています。
人魚姫は一体どんな生活をしているんだろうとか、いろいろなことに想像をめぐらせながら役を作っていきたいと思います。
人魚姫は伝説では、歌声がすごく魅力的と言われています。私も人魚の歌ってどんな歌なんだろう、どんな声を出すんだろうと考えながら、人の心を動かす歌を届けたいです。
人魚について自分の中で想像をめぐらせながら、人魚と人間の恋、どんなふうにほのかは心を動かしていくのか、そんなことを考えながら稽古に臨んでいきたいと思います。

[久保田美宥 プロフィール]
青森県東北町出身。わらび座養成所を卒業後、2018年初舞台。2021年小劇場公演「だってあなたの娘ですから」(脚本・演出:栗城宏、作曲:渡部絢也)で白瀬矗の娘武子を演じる。23年「いつだって青空」全国ツアー公演で主役の井口阿くりを熱演。24年わらび劇場公演「ジャングル大帝レオ」で演じた子ども時代のレオの愛らしさで注目を集める。25年は小劇場「小野小町」の小町役や、あきた芸術村の週末定例公演・祭ステージ「This is Akita!」のヒロインなど活躍の場を広げている。

・企画協力 髙橋大輔(探検家・作家)

企画協力 髙橋大輔
探検とわらび座というとミスマッチなイメージがあるかと思うんですけれども、わらび座さんの数々の作品の中には探検家が出てきます。白瀬矗の南極探検もありましたし、昨年の「ジャングル大帝レオ」では探検家のヒゲオヤジが出て来たり、けっこう探検というのはドラマの中によく出てくるものです。
一般に知られている人魚というのはアンデルセンの人魚姫であったりディズニーのリトルマーメイドのイメージだと思います。ところが日本にはいわゆる美少女系のマーメイドと違う形の人魚が日本書紀に出てくるぐらい古くから存在しています。ところが明治時代に人魚姫とか西洋の美女のイメージが入ってきて、昔ながらの、どちらかというと恐々しい人魚が塗り替えられて現在に至るわけです。
日本各地でよく知られている伝説が秋田に伝わっておらず、秋田には独自の人魚伝説というものは存在しない。ただ唯一あるのが井川町で見つかった人魚木簡。その木簡が意味するところが、実は今回のミュージカルにとっては大きなチャンス。鎌倉時代に秋田に出現した人魚とは一体何だったんだろうと語る物語が実は秋田にはない。それをどう読み解くのか?新解釈としてミュージカルを作っていただくことを私も楽しみにしております。


〈宣伝イラスト:遠田志帆(えんたしほ)〉
キービジュアルのイラストは、秋田県出身のイラストレーター遠田志帆さんが書き下してくださいました。わらび座作品では「新解釈・三湖伝説」に続いて2回めとなります。

[遠田志帆 プロフィール]
埼玉県在住のイラストレーター。秋田県由利本荘市出身。秋田大学教育文化学部卒業。ミステリー、時代小説、ファンタジーなどの文芸や児童書を中心に装画・挿絵で人気を博している。「Another」シリーズ(綾辻行人 著)、「屍人荘の殺人」シリーズ(今村昌弘 著)、「medium霊媒探偵城塚翡翠」(相沢沙呼 著)などのミステリーから、「新選組戦記」(小前亮 著)などの児童書、時代小説、ファンタジー、福山雅治の楽曲「妖」のジャケットアートなど幅広いジャンルを手掛ける。


〈公演スケジュール〉
期間中、あきた芸術村では他にも祭ステージ「This is Akita!」や「わらび座お正月特別公演」も公演予定です。

画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/546183/LL_img_546183_7.jpg
日程12-2月
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/546183/LL_img_546183_8.jpg
日程3-5月

〈チケット料金〉10月1日10:00販売開始予定
一般 4,000円 / 小~大学生 2,000円 / 幼児 500円
*全て指定席・税込。
*各種割引あり(Web割・温泉ゆぽぽ宿泊者割・わらび座の会割引)
*お得な「日帰り観劇セット」あり

まるごと1DAYパスポートなら「新解釈・人魚姫伝説」と「This is Akita!」の2作品がお得に見られます。

画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/546183/LL_img_546183_9.jpg
まるごと1DAYパスポート料金

予約受付
・わらび座オンラインチケット(Gettii) https://www.e-get.jp/warabi/pt/
・あきた芸術村予約センター Tel 0187-44-3939 [受付:(月~土) 9:30~11:30/12:30~17:00]

その他詳細はわらび座公式サイトの作品ページをご覧ください。
https://www.warabi.jp/stage/2025/32


【公演概要】
作品名 :ミュージカル「新解釈・人魚姫伝説」
公演期間 :2025年12月6日(土)~2026年5月6日(水・休)
公演会場 :あきた芸術村小劇場(秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430)
主催 :一般社団法人わらび座、株式会社あきた芸術村
助成 :文化庁文化芸術振興費補助金・地域の中核劇場・
音楽堂等活性化事業・独立行政法人日本芸術文化振興会


【一般社団法人わらび座概要】
わらび座は「人の生きる糧になる芸術の創造」を理念に、民族伝統をベースに、多彩な表現で現代の心を描く劇団です。1951年2月創立。民謡の宝庫と呼ばれる秋田県仙北市にホームベースを置き、現在4つの公演グループで年間約500回の公演を開催、海外公演はアメリカ、ヨーロッパ、アジア、ブラジルなど16カ国で行っています。
主な作品に、ミュージカル「男鹿の於仁丸」「小野小町」「アテルイ」等、東北にルーツをもつ題材の作品や、手塚治虫原作「火の鳥-鳳凰編-」「アトム」「ブッダ」「ジャングル大帝レオ」のミュージカル化、スタジオジブリ映画「おもひでぽろぽろ」のミュージカル化を手掛け、2023年は東北6大祭りをモチーフにしたノンバーバルステージ「祭シアターHANA」を上演しました。
文化と観光を結合した複合文化エリア「あきた芸術村」では、ホテル、温泉、地ビール醸造所、森林工芸館などを併せもち、中核となるわらび劇場では東北の素材を生かしたオリジナル・ミュージカルの制作・上演、その他にも民俗舞踊・太鼓・演劇など様々なワークショップを行っています。教育と文化の接点で取り組まれてきた「わらび座への修学旅行」は約50年の歴史を持ち、毎年150校2万人の子どもたちがあきた芸術村を訪れ、ソーラン節や農作業を体験します。

団体名 : 一般社団法人わらび座
所在地 : 秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430
代表者 : 代表理事 今村 晋介
わらび座サイト: https://www.warabi.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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