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2026.04.23
株式会社コドモン(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:小池義則)は、5月5日「こどもの日」に合わせ、全国の保育園・幼稚園・こども園などで子どもに向き合う先生方(以下、保育者)404名を対象とした調査レポート「『こどものチカラ』実態調査2026」を公表します。
本調査では、保育のプロである保育者が子どもから「学び」を得ている実態や、大人が見習うべき「子どもの力」が明らかになりました。さらに、その力を引き出す上で保育者自身の「心のゆとり」が欠かせない要素であることが浮き彫りになっています。
近年「こどもの日」に関連した情報は「少子化」や「子育て費用」「保育者不足」といった社会課題の側面から語られがちです。しかし、本来「こどもの日」の主役は、大人が忘れがちな豊かな力を宿した子どもたち一人ひとりです。
本調査が、子どもたちが持つ本来の力に改めて目を向け、保育のプロである保育者の「心のゆとり」と「子どもの力」の育成との関係性を考えるきっかけとなることを願っています。
【本リリースの要点】
☑ 9割以上の保育者が、この1年で子どもから「教わった・ハッとさせられた」経験を持つ
☑ 子どもから見習いたい力の1位は「常識にとらわれない発想力」(39.6%)
☑ 8割以上が子どもの力を引き出すために保育者自身の「心のゆとり」が必要と回答
コドモン「こどものチカラ」実態調査2026 別紙資料.pdf
: https://newscast.jp/attachments/p2ILd7hafPYQJRKo1Is8.pdf
この1年間で「子どもを見て、大人である自分の方が教わった・ハッとさせられた」と回答した保育者は91.3%(369名)に上りました。保育とは大人から子どもへの一方向の関わりにとどまらず、子どもが大人に気づきや学びをもたらす、双方向の関係でもあることがうかがえます。こうした関係性は、ビジネスの世界で若手が上司を指導する「リバースメンター※1」になぞらえることができ、保育現場においても広く存在することが今回の調査で示されました。

Q.この1年間、子どもたちの姿を見て「大人である自分の方が教わった」「ハッとさせられた」と感じた経験はありますか?
●はい:369 (91.3%)
●いいえ:35 (8.7%)
●「きれいにしてくれてありがとうだね」
「季節の中で花が咲いたり虫がいたり葉の色が変わったり雪が降ったりするその一つ一つに『どうして?』『なんでなの?』と疑問を持つ姿。『神様がやってるの?』『誰かが色を変えてくれてるの?』と大人の常識の範囲外の答えを考えている。『きれいにしてくれてありがとうだね』『またどんぐり落としてください』など、自然に対して感謝の気持ちを持っている。子ども独自の世界観の中で、培われた感性から出てくる言葉があると感じる。」(認可保育所/担任/保育経験10~19年)
●「ブドウ味のりんご」
「制作活動で果物の絵に色を付けさせた時、りんごを紫に塗り『ブドウ味のりんご』と言っていた。固定観念で決まった色を勧めようとした自分が、常識にとらわれていたと気づかされた。」(認定こども園/園長/保育経験4~9年)
※1リバースメンター:若手や部下が上司を指導するビジネス用語。ここでは上記の事例のような子どもから大人が学びを得る関係性を指しています。
※別紙資料にはこのほかのエピソードも掲載しています。
調査では「子どもの姿から、大人が特に見習いたいと感じる力は何か」についても保育者に聞きました(複数回答)。上位には「常識にとらわれない発想力」(39.6%)、「好きなことに没頭する力」(33.7%)、「今この瞬間を全力で楽しむ力」(25.7%)が並び、現代の大人が忙しさの中で手放しがちな力が上位に挙がる結果となりました。

子どもの姿から保育者が特に見習いたいと感じる力(複数回答)※20%以上
1位 | 常識にとらわれない発想力 (39.6%)
2位 | 好きなことに没頭する力 (33.7%)
3位 | 今この瞬間を全力で楽しむ力(25.7%)
4位 | 小さな変化に感動する感性(25.0%)
5位 | あらゆるものに疑問を持つ好奇心(23.5%)
6位 | 失敗を恐れず挑戦する力(21.5%)
※7位以下は別紙資料に掲載しています
調査では、「子どもたちが持つ本来の力を引き出すために、保育者の『精神的な余白(心のゆとり)』はどの程度必要だと考えるか」という問いに対し、必要だと考える割合は83.7%(「不可欠」45.1%+「重要」38.6%)に達しました。保育現場で働く8割以上が、保育者のゆとりが子どもの成長に影響すると認識しています。

Q.子どもたちが持つ本来の力を引き出すために、保育者の「精神的な余白(心のゆとり)」はどの程度必要だと考えますか?
●不可欠(成長を左右する最重要な要素だと思う) (45.1%)
●重要(ある程度の余白は必要だと思う)(38.6%)
●どちらともいえない(他の要因の影響もあると思う) (13.4%)
●あまり必要ない(他の要因の方が影響が大きいと思う)(2.0%)
●全く必要ない(余白と成長との因果関係はないと思う) (1.0%)
調査では、一年前と比べてゆとりが「増えた」と回答した保育者(205名)のうち、ゆとりの度合いによってできるようになった保育内容に違いが見られました。一定のゆとりがある状態では子どものペースを尊重する「待つ保育」が可能になり、さらに十分なゆとりがある状態では「不安な子どもが落ち着くまで寄り添う」といった、より子どもの自主性を尊重する関わりが実現されることが示されました。
▼ ゆとりが「とても増えた」層(n=57名)
1位 | 不安な子に落ち着くまで寄り添う(22.8%)
2位 | 子どもの行動を急かさずに待つ(21.1%)
2位 | 先生同士で子どもの成長を語り合う(21.1%)
▼ ゆとりが「ある程度増えた」層(n=148名)
1位 | 子どもの行動を急かさずに待つ(20.9%)
2位 | 後輩・同僚の相談に乗る(19.6%)
3位 | 先生同士で子どもの成長を語り合う(16.9%)
3位 | 保護者や家庭の変化に気づく(16.9%)
本調査からは、保育の現場において子どもたちが大人に新たな気づきや学びをもたらしている実態が明らかになりました。そして、その豊かな関わりを実現するためには、保育者自身の心のゆとりが重要な役割を果たすことが示されています。
「子どもを見守る大人のゆとり(業務環境)が、子どもの成長に影響する」——本調査はその事実を現場で働く方のデータから提言するものです。
今回の調査が、子どもたちが持つ豊かな力と、それを支える保育環境のあり方について考えるきっかけとなれば幸いです。
【調査概要】
調査期間 | 2026年3月17日〜3月31日
調査手法 | インターネット調査
(コドモン利用施設職員、および外部調査パネルを利用した現役保育者へのアンケート)
調査対象 | 保育施設、認定こども園、幼稚園などの子ども施設に勤務している保育者
有効回答数 | 404名
内訳:経営者20名/園長・施設長101名/副園長・主任66名/担任94名/その他123名
経験年数:20年以上 113名/10~19年 99名/4~9年 105名/1~3年 70名/1年未満 17名
株式会社コドモンは、「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」というミッションを掲げ、業界シェアNo.1(※2)の保育・教育・療育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」 を提供しています。園児/児童情報と連動した成長記録や指導案のスマートな記録、登降園管理、保護者とのコミュニケーション支援機能などを通して、先生方の業務負担を省力化します。これにより、こども施設で働く職員と保護者の方々が、子どもたちと向き合うゆとりをもち、より質の高い保育ができる環境づくりを支援しています。
また、ICTによる支援だけでなく、保育施設向けECサービス「コドモンストア」、全てのこども施設職員が利用可能な優待プログラム「せんせいプライム」、保育施設向けオンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」も展開しています。これらの多角的な取り組みを通じて、「子どもの育ちや学びを社会全体で支えられる世の中へ」というビジョンの実現を目指します。
※2「SaaS型業務支援システムの導入園調査 2025」 株式会社東京商工リサーチ(2026年1月)
◆社名:株式会社コドモン
◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:6,825万円
◆代表者:代表取締役CEO 小池 義則
◆設立:2018年11月
◆事業内容:保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」の運営、写真販売サービスの運営、決済代行サービス、採用支援・園児募集支援事業「ホイシル」、保育施設向けECサイト「コドモンストア」の運営、オンライン研修事業「コドモンカレッジ」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム」の運営等。
サービスサイト:https://www.codmon.com/
コーポレートサイト:https://www.codmon.co.jp/
【お問い合わせ・ご質問等】
株式会社コドモン
広報 press@codmon.co.jp
080-7303-6026/080-4466-6738
【データの引用について】
本資料のグラフや文章は、出典(コドモン「こどものチカラ」実態調査2026 )を明記いただければ自由にご利用いただけます。
※事後でも構いませんので、掲載・放送の旨をメール(press@codmon.co.jp)にてご一報いただけますと、広報チーム一同大変励みになります。
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