法人会員向けに与信管理クラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、第13回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査結果を発表いたしました。
今回調査では、公務員が1位、2位となり、第6回調査以降、公務員によるトップ2独占が8年間続く結果となりました。公務員を除いた事業会社では、11年間連続1位と不動の人気を保っているトヨタ自動車も、公務員同様に「安定」が重視されている例といえます。
今回のランキングにおけるその他の特徴としては、前回調査で大幅にランクアップした「日本航空(JAL)」や「東日本旅客鉄道(JR東日本)」に続き、今回調査では「全日本空輸(ANA)」や「東海旅客鉄道(JR東海)」も大幅にランクアップしており、コロナ禍の影響の鎮静化が見込まれる鉄道業・航空運輸業の企業に対する人気の回復が見られます。
また、結婚相手の勤務先に対して最も重視するポイントとして、前回に引き続き「給与額」が最多回答となっており、婚姻の有無による「給与額」の重要度の違いに焦点を当ててアンケート結果を分析したところ、未婚者よりも既婚者の方が、結婚相手の年収にこだわりを強くもっている傾向が見られました。
この傾向を基にすると、「結婚に求めるものは、愛か?金か?」というテーマに対して、未婚者は「結婚生活に必要なものは、金より愛である」とし、結婚生活を経験済の既婚者は「結婚生活に必要なものは、愛より金である」としているようにも受け取れます。どちらが正解かはさておき、愛も金も両方あるに越したことはありません。その意味では、勤務先となる企業は、社員が幸せな結婚生活を送れるように、「安定性」や「将来性」を備えられるよう努める必要がありそうです。
▼本調査の詳細は、「リスモン調べ」掲載サイトよりご覧いただけます。
https://www.riskmonster.co.jp/study/research/
▼動画版はこちら 「YouTube リスモンちゃんねる」
https://youtu.be/V2gWwplU-98
[調査結果]
(1) 「鉄道業」、「航空運輸業」の人気回復
「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の1位は、「国家公務員」(回答率12.6%)となりました。次いで「地方公務員」が2位(同11.4%)、「トヨタ自動車」が3位(同9.4%)となり、以下4位「パナソニック」(同5.5%)、5位「グーグル(Google)」(同5.1%)、6位に「アップル(Apple)」、「ソニー」、「任天堂」(同5.0%)、9位「サントリー」(同4.4%)と続いています。(図表A)
図表A
第6回調査以降、公務員によるトップ2独占が続いており、公務員の安定した人気がうかがえます。
第12回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」(以下、前回)の結果と比較したところ、トップ20の約8割は前回から継続してランクインしており、3位の「トヨタ自動車」は公務員を除いた事業会社のランキングとしては、11回連続1位と不動の人気を得ています。前回からの順位変動としては、「花王」(前回21位→今回11位)、「全日本空輸(ANA)」(同21位→11位)、「東海旅客鉄道(JR東海)」(同75位→35位)がランクアップしています。前回大幅にランクアップした「日本航空(JAL)」、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」に続き、新型コロナウイルスの5類感染症への移行や行動制限緩和に伴い業績回復が期待される鉄道業・航空運輸業の企業が多く上位にランクインした結果となっています。
なお、ベスト100については図表Bにまとめています。(図表B)
図表B
(2) 既婚・未婚者別では、既婚者のほうが公務員回答率が高い
結婚相手の勤務先として望む企業を既婚・未婚別に集計したところ、1位~3位は共通して「国家公務員」、「地方公務員」、「トヨタ自動車」の順となっており、4位以下に関しては、既婚者では4位「パナソニック」、5位「ソニー」、「日本航空(JAL)」、未婚者では、4位「アップル(Apple)」、5位「グーグル(Google)」という結果となりました。
それぞれ上位10社中7社が共通しており、上位企業は既婚者・未婚者を問わず人気を得ている様子が表れています。また、トップ2を占める「公務員」の合計回答率は既婚者回答25.8%に対して未婚者22.8%と、既婚者からの人気がやや高い結果となっています。(図表C)
図表C
(3) パートナーの職場に求める要素は、安定と「土日休み、有給取得しやすい」
結婚相手の勤務先に対して重視するポイントは、既婚・未婚を問わず「給与額」(回答率47.5%)が1位となりました。次いで「雇用形態」が2位(同39.6%)、「土日休み、有給取得しやすい」が3位(同30.9%)となり、第8回調査以降、6年連続で「給与額」が1位となっています。「給与額」においては、既婚者・未婚者ともに最も回答率が高いものの、既婚者(同56.5%)は未婚者(同38.5%)よりも18.0ポイント高くなっていることから、既婚者の方が結婚相手の収入をより重視して傾向がうかがえます。また、男女別では、女性(同56.5%)の方が男性(同38.5%)よりも結婚相手の収入を重視していることが読み取れる結果となっています。(図表D)
図表D
(4) 年収を気にしない:未婚男性が最多回答、平均年収以上:既婚女性が最多回答
結婚相手に求める最低年収について調査したところ、「年収は気にしない」(回答率39.4%)が最も多く、2位「500万円以上」(同13.4%)、3位「600万円以上」(同13.1%)と続きました。全体の約6割が結婚相手に最低年収を求めており、給与額を重視する傾向は表れているものの、その金額は「500万円ないしは600万円以上」という意見が多く、「平均年収」(民間給与実態統計調査(令和2年度):433万円)程度あれば良いと考えている様子がうかがえます。(図表E)
図表E
結婚相手に望む最低年収について、「500万円以上」を求める割合を既婚・未婚別、男女別に集計したところ、未婚者よりも既婚者、男性よりも女性の方が「500万円以上」を求める割合が高い傾向が表れる結果となっています。特に既婚女性においては、「500万円以上」(同68.0%)が7割近くに達しており、結婚相手には最低でも「平均年収」程度の収入を求めたいと考えている様子がうかがえます。(図表F)
図表F
[総評]
今回の調査では、公務員が1位、2位となり、第6回調査以降、公務員によるトップ2独占が8年間続く結果となりました。安定した結婚生活を送るために、雇用や収入が「安定」しているイメージの強い公務員の人気が高い傾向が続いており、公務員を除いた事業会社ランキングにおいて11年間連続1位と不動の人気を保っているトヨタ自動車も、「世界のトヨタ」として「安定した経営」が評価されている点では、公務員同様に「安定」が重視されている例といえます。
今回のランキングにおけるその他の特徴としては、前回調査で大幅にランクアップした「日本航空(JAL)」や「東日本旅客鉄道(JR東日本)」に続き、今回調査では「全日本空輸(ANA)」や「東海旅客鉄道(JR東海)」も大幅にランクアップしており、コロナ禍の影響の鎮静化が見込まれる鉄道業・航空運輸業の企業に対する人気の回復が見られます。
また、結婚相手の勤務先に対して最も重視するポイントとして、前回に引き続き「給与額」が最多回答となった点については、「安定性」を求める声と合わせれば、「十分な給与を得て、安定した生活を送ることができる企業」に勤める人と結婚したいと考えている様子がうかがえますが、婚姻の有無による「給与額」の重要度の違いに焦点を当ててアンケート結果を分析したところ、未婚者よりも既婚者の方が、結婚相手の年収にこだわりを強くもっている傾向が見られます。
「結婚に求めるものは、愛か?金か?」というテーマは、未婚者は「結婚生活に必要なものは、金より愛である」とし、結婚生活を経験済の既婚者は「結婚生活に必要なものは、愛より金である」としているようにも受け取れます。どちらが正解かはさておき、愛も金も両方あるに越したことはありません。その意味では、勤務先となる企業は、社員が幸せな結婚生活を送れるように、本ランキング上位企業の様に、「安定性」や「将来性」を備えられるよう努める必要がありそうです。
※ 本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
■リスモン調べ動画
今回発表の「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査は、YouTubeの「リスモンちゃんねる」でもご覧いただけます。山本真由美さんら2人のコメンテーターの掛け合いをお楽しみください!
https://youtu.be/V2gWwplU-98
▼リスモン調べ動画キャプチャ
リスモン調べ動画
[実施概要]
・調査名称 :第13回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア:全国
・調査期間 :2023年4月27日(木)~4月28日(金)
・調査対象者:20~59歳の男女個人
・有効回答数:800サンプル
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。
掲載サイトはこちら:
https://www.riskmonster.co.jp/study/research/
■リスモンの概要(東京証券取引所スタンダード市場上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要にサービス分野を拡大し、各事業部門・子会社(与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービス)ごとに取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2023年3月末時点で13,822(内、与信管理サービス等7,240、ビジネスポータルサイト等3,115、教育事業等3,022、その他445)となっております。
ホームページ:
https://www.riskmonster.co.jp/
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