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アニメ顔にルネサンス時代のボディ?大矢一穂の個展「Re:presentation−心的表象の絵画−」を7/5~7/17までMEDEL GALLERY SHUで開催

アニメ顔にルネサンス時代のボディ?大矢一穂の個展「Re:presentation−心的表象の絵画−」を7/5~7/17までMEDEL GALLERY SHUで開催

@Press

2024.06.27


リエナクトメント


OVERVIEW


MEDEL GALLERY SHUでは、7月5日より7月17日まで、大矢一穂個展「Re:presentation−心的表象の絵画−」を開催いたします。当社では3回目の個展ですが、すでに国内外の多くのファンから、本展を楽しみにお待ちいただいている様子が伺えます。昨年のIdemitsu Art Award 2023では入賞を果たし、益々精進に励んでいる新進気鋭のペインターです。


 「representation」はカウンセリングについて学ぶ中で出会った心理学用語です。自閉症スペクトラムの子供は、電車のおもちゃで遊ぶ時、電車と同じ目線になり、自分が電車であるように遊ぶそうです。しかし、イメージの象徴化が進むと、電車を上から俯瞰し遊び、乗客の声など、電車の環境そのものを再現するようになります。(大山泰宏著 心理カウンセリング序説―心理学的支援法― 2021 参考)つまり、外の世界と自己の内的世界を同一視する様な世界観から、外の世界を自分なりに捉え、外の世界のこととして再び現前させるように変化していくのです。この過程を知った時、私の作品制作の過程と似ている、と感じました。自分自身が見聞きしたこと・経験したこと・感じたことの中から、整理のついた感情や行動を絵に描き、「私は世界をこのように見ました・感じました」と表象するのが私の絵画です。
 今回の展示作品のほとんどで、「見る」人物・目線が多く描かれています。その人物像の多くは自画像の様なものです。つまり「見る」自分の姿を「representation」することで、自分自身を客体化し、外の世界にどの様に位置付けるべきかを探っているのだと思います。
私の場合は自分の身に起こったことをそのまま絵にしているわけではありませんが、作品内の人物の感情や、人物同士の関係性は、私の見たこと・感じたことを抽象化・絵画化したものです。
 今回の展示作品は、今までよりも自己治癒的な作品が多いと感じ、心理学に基づいた展示タイトルをつけました。現代日本において「大矢一穂」という人間がどのように生き、その物語を絵画として表現したのか、そしてその表現は私自身をどのような地点へ導いてくれたのか、展示にてご覧いただけますと幸いです。
大矢一穂

絵の具や筆の使い方に新たな工夫を施し、よりダイナミックに、そしてより物語性を強化した本展の作品群、是非ご高覧願います。
大矢一穂
個展「Re:presentation−心的表象の絵画−」
2024年7月5日〜7月17日
13時〜19時|最終日は17時
木曜日休廊


大矢一穂|Kazuho Ohya



大矢一穂


ステイトメント
 人間は、言語表現の理解・表現を得意とする「言語タイプ」の人間と、視覚表現の理解・表現を得意とする「視覚タイプ」の人間に分かれるそうです。私は絵画を制作していますが、「言語タイプ」でもあり、自分の身に起こったことや感じたことを言葉にして周りの人に伝えたい欲求が強いです。しかし、言語表現にしてしまうと、直接的すぎたり、思念のみの表現になったりして、的確性に欠けるとも感じています。
 19世紀後半より起こったモダニズムアートの影響により、人物や神などを中心とする従来の物語的な絵画は少なくなっていきました。しかし、人が自分(人間という存在そのものを含む)自身に巻き起こったことを概念化し物語として提示することは本能の様なもので、映像・インスタレーション・絵画問わず多くの媒体で物語的な仕事は続いてきました。しかもモダニズムアートからも様々な手法や考え方を吸収し、その物語の表現はますます深く大きくなっているように思います。
 現代社会にて起きていること、そこで感じたことを物語るのが私の絵画の役目です。油彩表現という枠の中で、現代日本で得られる様々な表象を使い、より的確に精神と身体が合致する、「人間の物語」を油彩絵画として提示し、物語を共有していきます。
CV 
1997年生まれ。愛知県出身愛知県在住。
2021年 
金沢美術工芸大学 油画専攻 卒業
「油彩表現」「身体表現」を主題として2019年より活動。アニメーション・漫画表現も取り入れ、物語的絵画を制作しています。
個展
2019年 
連続展示、浮遊する変体Vol.1 個展 Bite a picture  アートベース石引(金沢)
2022年 
個展 円環からの逸脱 TURNER GALLERY(東京)
個展 エヴァの呼吸 MEDEL GALLERY SHU(東京)
2023年 
個展 Eye to eye,so alive  MEDEL GALLERY SHU(東京)
グループ展
2019年  
大矢一穂・松田菜美恵二人展 おとめの排泄展 アートベース石引(金沢)
2020年  
KCoA SUPPORT PROJECT 展 金沢アートグミ(金沢)
2022年 
「EYES_portrait show by Emerging Artist」(MEDEL GALLERY SHU/東京)
GINZA ART FESTA / 松屋銀座( 東京 )
2023年 
「Each Style,Each Way」(NODA CONTEMPORARY/名古屋)
「Idemitsu Art Award展 2023」国立新美術館
D-art,ART /大丸東京店( 東京 )
2024年
GINZA ART FESTA / 松屋銀座( 東京 )
D-art,ART /大丸博多店( 福岡 )
アートフェア 
2023年 
A R T T A I P E I / 台北世界貿易センター(台北)など
 
受賞   
2021年 
TURNER AWARD 2020 大賞
2023年 
Idemitsu Art Award 2023 入選



blue eyes



genesis2



ホロフェルネスとユーディト


MEDEL GALLERY SHU


MEDEL GALLERY SHU|愛でるギャラリー祝
東京都渋谷区神宮前4-28-18
カトル・バン原宿B1
info@medelgalleryshu.com
13:00〜19:00(最終日は17時まで)
木曜休廊
MEDELとは、日本語で「物の美しさをほめ味わうこと」を意味する「愛でる」からきています。唯一無二のアートを賞美し、慈しむという行為を介して、アーティストと鑑賞者、ギャラリーの間に喜びの行き交いが成立してほしいという想いを込め名づけました。“時代を共にする人々にとっての財産であり、未来の社会を照らす火である”とアーティストの活動・作品を定義し、人々の心に残る独創性に富んだスタイルの作品を鑑賞者と共に愛でつつ、次世代に残るようなマーケットや美術史的評価を確立してゆくことが当ギャラリーのミッションです。そのような私たちの活動を通して、独創的な表現を受け容れる多様な社会的風土の醸成に資することができれば、これに勝る喜びはありません。
The word “MEDEL” is from the Japanese word “愛でる,” which means "to praise
and appreciate beauty" in Japanese.
We named the gallery MEDEL to create a pleasant exchange between the artist, and the appreciator,through the unique artwork.
We define artists' activities and works of art as "an inheritance for the people who share the same era and a fire that will light up the society of the future”, and we hope to establish a market and an art historical reputation that will last for the next generation while appreciating works of art with the viewers, which are full of originality and style that will remain in people's minds.
Through our activities, we are more than happy to contribute to the development of a diverse social culture that accepts creative expression.



Gallery Logo



告知用post card(表)



告知用post card(裏)




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プレスリリース提供元:@Press
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